焼額山スキー場(長野県)に行ってきました。
ここも、高天ヶ原スキー場やブナ平スキー場などと同様に、志賀高原の全山リフト券で滑れるスキー場です。(※志賀高原スキー場は、複数のスキー場の集まりの総称です。)
焼額山スキー場は、志賀高原の中でも私は好きなスキー場の一つです。
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滑った日の基本情報
- スキー場名:焼額山(やけびたいやま)スキー場
- 公式サイトURL:http://ski.princehotels.co.jp/shiga/
- 時期:1月下旬
- 天候:雪のち晴れ
- 雪質:ギシギシ言ってエッジにきちんと引っ掛かる雪でした。
- 混雑具合:普通。
滑り始めのゴンドラは15分程度並びましたが、その他はほとんど並びませんでした(ゴンドラも)。食事処でも並ぶ事はありませんでした。私が行ったお店(12:15分頃)は席が7~8割程度埋まっていたぐらいです。
※この記事はあくまでもこの日の状態の事についての話になります。
雪質・混雑具合などは天候やシーズンなどによって変わるものですので注意して下さい。
また、この記事は全て個人的な意見になりますので参考程度に留めておいて下さい。
焼額山のコースマップ
焼額山スキー場のコースはこんな感じです。(公式サイトの「ゲレンデ情報」→「コースマップ」にも掲載されています。)
志賀高原リゾート開発株式会社(http://www.shigakogen.co.jp/highlight/896-2)の志賀高原リゾートエリアゲレンデマップ(PDF)で言うと、画像のハイライト部分の奥の方に焼額山があります。下記の画像は上記ページにあるPDFより引用させて頂きました。
焼額山スキー場はどんな人だと満足できそうか
- スノーボードを始めて滑るのに少し慣れ始めた人
- 山頂から初級・中級と気分によってコース選びがしたい人
- 幅が広くて、凹凸が少なく雪質の良い斜面がいくつかなきゃ嫌な人
基本的に、焼額山スキー場はかなり滑りやすいコースが多いのでスノボ初心者の方にかなりおすすめできます。
ほとんどのコースの幅が広いですし、人も多くはなく(志賀高原は広いので人が分散されます。)、斜度も初級から中級まで選べます。
一度ゴンドラに乗り、山頂まで行ってしまえば、色々なコースに枝分かれしていますので、気分によってコースを選んで滑る事ができるので、飽きが来づらいのもかなり大きいです。
ただ、スキー場コースマップ右側(奥志賀に繋がる方面)は、中級コースで少し角度もあり、非圧雪ゾーンがあったりして、凹凸が結構ある箇所もありますので、滑りにくい時があると思います。
右側から行ける『奥志賀高原スキー場』は、スノーボードでの滑走が禁止されているスキー場ですので(2013年1月時点)、スノボ初心者(初級者)の方は一度右側の斜面も滑ってみて、楽しめそうならそのまま滑り、もし辛く感じたら、その後は左側のコースを滑るようにする楽しみ方が良いと思います。
左側からは『一の瀬ダイヤモンドスキー場』『一の瀬ファミリースキー場』という、こちらもまたスノボ初心者の方におすすめできるスキー場にリフトを乗り継いで行けますので、行ったり来たりすれば滑れるコースが少ないと感じる事はほとんどないと思います。
スノボ初心者の方は、焼額山の左側を滑って、時には一の瀬スキー場に行って、また戻ってくるという滑り方をするとかなり楽しめると思うスキー場です。
当日の雪質の写真や感想
私が行った日の焼額山スキー場の雪はこんな感じです。
ボードに乗りエッジを掛け始めると「ギシギシ」鳴る雪です。
かなりスムーズにエッジに引っ掛かる雪なので、ターンしやすい雪でした。
何て言ったら良いのか分からないのですが、『きちんと引っ掛かるけど、きちんと潰れてくれる』って感じの雪でした。
この日の天気の影響もあるのですが、雪が降った後の「気温は低いけど晴れ」という、かなり条件が良かったので気持ちよく滑る事ができました。(晴れすぎると雪が溶け始めて斜面の表面が水状になり重くなってしまうため、私は「気温は低いけど晴れ」っていう天気が好きです。)
焼額山スキー場のコース写真
焼額山スキー場の主なコースの斜面の感じです。
※以下、コース距離や斜度等は公式サイトより引用させて頂きます。
第2ゴンドラを降りた後(山頂)からコースマップ左側方面の『パノラマコース』へスタートします。
私が滑った日は、雪崩の危険があったため、ビギナーズコース(最大斜度18°平均斜度11°距離1,000m)は、滑走禁止になっていました。
パノラマコース:最大斜度21°、平均斜度10°、コース距離2,500m
パノラマコースの滑り始め~途中までの斜面の感じはこんな感じです。
凹凸も少なく、幅も充分にあるので、表記は中級者コースになっていますが、この部分は初級者の方も滑りやすいと思います。
コースマップに記載されていますが、パノラマコースにはビューポイントがあるらしいのですが、この日は「雪のち晴れ」で、雪が降っていた時だったので、遠くまでの景色を見ることができませんでした。
そのまま滑っていると、右に「白樺コース」、左に「パノラマコース(終盤)」へ枝分かれする箇所が出てきます。
写真はパノラマコースの終盤の斜面の感じです。(右上の「ピンク色の三角に6のマーク」はコースマップ上に書かれている数字です。ここら辺の斜面の写真です。)
ここもコース幅がありますので、大きくターンして滑る事ができます。
ここを滑り左側の方に行くと、「サウスコース」があります。
サウスコース:最大斜度17°、平均斜度9°、コース距離960m
サウスコース(初級者コース)の入り始めはこんな感じです。
斜度も9度で、凹凸も少ないので、滑りやすいコースです。
特に終盤ら辺が気持ちよいので、ここを何回も滑るのでも楽しめると思います。
そのまま下に行くと、第2ゴンドラ乗り場に繋がります。
ジャイアントスラロームコース:最大斜度25°、平均斜度11°、距離2,400m
山頂から、コースマップ右側に行くときに、コースマップ上黄色の10番のマークの箇所を滑る事になります。
黄色の10番から黄色の9番にかけての斜面はこんな感じです。
そのまま、左の方(ジャイアントスラロームの方へ)に抜けていくと、こんな感じの斜面を滑ります。(オレンジの8番くらいです。)
ジャイアントスラロームの斜度や幅はこんな感じです。
この斜面はコースの幅はあるのですが、凹凸も結構あり、圧雪していない部分も多いので、スノボ初心者の方は、コース序盤から中盤にかけては、滑りにくくて木の葉滑り等で降りなきゃいけない場面も出てくるかもしれません。
最後の方は、滑りやすかった記憶がありますが。
ジャイアントスラロームコースを滑り終えると、第1ゴンドラ乗り場に繋がります。
第1ゴンドラを降りて、コースマップ左側に行くと、先ほど記載した「パノラマコース」があり、その先に「白樺コース」が出てきます。
白樺コース:最大斜度23°、平均12°、距離1,100m
白樺コースの序盤のコース幅や斜面はこんな感じです。
白樺コースの途中の幅や角度はこんな感じです。
コース幅も広くて斜面の凹凸も少なく、緩やかな斜面なので、「白樺コース」もスノボ初心者の方が滑りやすいコースだと思います。
ただ、あまり雪をならしていない影響で、最後の方にデコボコがあってずっと横滑りしないと進めないかもしれないですし、白樺コースの後に続く「第2高速連絡コース」という所がスピードが出なくて、スケーティングする場面もあるかもしれないので、ここを何回も滑っていると疲れちゃうかもしれないというのがネックです。
第2高速連絡コース:最大斜度8°、平均4°、距離700m
ここはコースというよりも、白樺コースの先の連絡通路だと思うので、斜度があまりありません。
こんな感じです。
ここの様な平らなコースを滑る時には“逆エッジ”に気をつけて下さい。
(痛くて怖い逆エッジでの転倒防止のためスノボ初心者が意識したい事)
その後出てくる「第2高速リフト」に乗ると、「唐松コース」に行けます。
唐松コース:最大斜度20°、平均11°、距離850m
「唐松コース」はコースマップ上の緑の丸い5番のコースです。
(「第2高速リフト」を降りた後の右手にあるコースです。)
唐松コースの幅や斜度はこんな感じです。(写真はちょっと進んで緑の3番くらいで撮った物です。)
「唐松コース」は焼額山スキー場で滑るならば、かなりおすすめできるコースです。
後から来る人もほとんどいなかったので(私が行った時は)、ぶつかる危険も少ないですし、コースの幅もかなり広くて、コース距離も角度も適度にあるので、特にスノボ初心者の方が練習したい時などには、最適だと思います。
友人に足を押さえてもらって板を縦にして、そのまま静かに離してもらうというターン練習がしやすいコースです。
あと、このくらいから晴れてきたのも大きかったかもしれませんが、滑っていてめちゃくちゃ気持ち良かったコースです。
もう少し進んだ唐松コースの途中の感じ。
終盤の方は、斜面に人が滑った後の盛り上がりがありましたが、すぐに潰れる様な雪なので、あまり気にしないで通常通りに滑ろうとすれば、ほとんど問題は出てこないんじゃないかなと思います。
焼額山スキー場に行くなら、唐松コースは気持ちよく滑れるのでおすすめです。
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