白馬五竜は長野県の左上あたりに位置するスキー場です。

ほとんどのコースの幅が広いので滑っていてかなり気持ち良いです。

コース数も多く、リフトで移動できる隣の『Hakuba47』スキー場も含めれば、結構な数のコースを滑る事ができます。

白馬五竜は中級コースの数も多く、途中で斜度がきつめの斜面(ダイナミックコース)を通らないと行けない部分はあるのですが、ちょっと斜度のある中級コースにも挑戦できるし、疲れたら幅広の初級コースも滑れるというスキー場なので、スノボ初級者の方で、中級コースも滑れる様になってきている時期だったり、わりと傾斜のある中級コースを滑り始めた頃でも安心して行きやすい所だと思いました。

初級コースは幅広+凹凸少ない+複数ある、のでスノボ初心者の方もかなり楽しみやすいスキー場だと思います。

ただ、滑っていてすごく気持ちよい初心者コースの一つは私が行った3月上旬でも人は多かったですが。
(※後述しますが、いいもりゲレンデ側の初級者コースは混雑を感じる事はなく、幅広で凹凸の少ないコースがありました。)

私的には、白馬五竜では『いいもりゲレンデ』がおすすめです。

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白馬五竜のゲレンデマップ

以下が、スキー場で配布してもらえる白馬五竜のゲレンデマップです。

白馬五竜のゲレンデマップ

白い部分が『白馬五竜』スキー場で、隣にあるのが『Hakuba47』スキー場です。

この2つのスキー場はリフトを乗り継いで自由に移動する事ができます。(リフト券は共通)

山の上から下まで行くと、どちらも結構長いので、帰りのリフトに間に合うようにリフト営業時間を確認して滑る様にして下さい。

滑った日の基本情報

  • 白馬五竜スキー場公式サイト:http://www.hakubagoryu.com/
  • 気温:-10℃~-9℃
  • 天候:晴れ(少し雪が降っていました。)
  • 時期:3月上旬
  • 雪質:湿っぽいけど重過ぎないきちんとエッジに掛かる雪

白馬五竜のコース種類と斜度の見た目

白馬五竜には以下のコースがあります。

グランプリコース

グランプリコースの旗白馬五竜の一番上(地蔵の頭・標高1676m)に『グランプリコース』があります。
(以下、斜度やコース距離等、白馬五竜スキー場・エスカルプラザのコースデータのページより引用させて頂きます。)


グランプリコースは、はコース距離900m、最大斜度23°、平均斜度21°の中級コースです。

コース幅や斜度はこんな感じに見えます。

グランプリコース

結構幅がある斜面で、私が滑った時は非圧雪の様な凹凸が結構ありました。

スノボで中級を滑り始めたぐらいの方は雪の凹凸で転んでしまう回数が増えるかも知れない斜面です。
(関連:初心者から知っておきたいスノボの滑り方のコツは膝を思いっきり曲げる事!

チャンピオンダイナミックコース

ダイナミックコースの旗チャンピオンダイナミックコースは、コース距離500m、最大斜度23°、平均斜度21°の中級コースです。

数字よりも傾斜がある感じで、凹凸があり、アイスバーンの様になっていた斜面でした。


谷周りのターンで板を早めにズラしていかないと結構スピードが出るコースです。
(関連:スノボでスピードをコントロールするには前傾してエッジの反り始めをきちんと雪にかける!

ダイナミックコースの斜度の見た目やコース幅はこんな感じです。

チャンピオンダイナミックコース

ウッディコース

ウッディコースはコース距離800m、最大斜度13°、平均斜度11°の中級コースです。

『アルプス平ゲレンデ』から『とおみゲレンデ』に繋がる連絡コースの様な斜面です。

分かりづらい角度の写真なのですが、斜面はこんな感じです。

ウッディコース

S字上になっているコースで、連絡コースで幅も狭めです。

アイスバーンになっている箇所も少しありました。

とおみゲレンデ

『とおみゲレンデ』はコース距離1,500m、最大斜度18°、平均斜度14°の初級コースです。

幅が広く凹凸もほぼなしなのでかなり滑りやすい斜面です。

とおみゲレンデのコース幅や斜度の見た目はこんな感じです。(終盤あたり)

とおみゲレンデ

私が滑った日(3月上旬)は、このコースが一番混んでいて、コース中盤あたりまではコース上に座っている方も多かったので、そこを抜けるまでは滑りづらく感じる事があるかも知れません。

終盤からは写真の様に空いている事が多かったのでかなり滑りやすい斜面です。

パウダースノーコース

パウダースノーコースは、コース距離700m、最大斜度19°、平均斜度15°の初級コースです。

いいもりゲレンデ(エリア)にあります。

パウダースノーコースのコース幅や斜度の見た目はこんな感じです。

パウダースノーコース

初級の表記のコースですが、少し傾斜があります。

凹凸はほとんどないので、少し滑れる様になってきたぐらいの時に、もうちょっとスピードがある方が練習しやすいという時に良い斜面だと思います。

ソフトクリームコース

ソフトクリームコースは、コース距離520m、最大斜度14°、平均斜度12°の初級コースです。

コースの幅や斜度の見た目はこんな感じです。

ソフトクリームコース

凹凸がほぼないので、ソフトクリームコースもかなり滑りやすいコースです。

サニーウェイコース

サニーウェイコースは、コース距離1,800m、最大斜度18°、平均斜度14°の中級コースです。

最初は少し傾斜があり凹凸のある斜面を滑る事になるのですが、中盤辺りからカーブしているけど凹凸が少なめな斜面を滑り、その後先程のソフトクリームコース(初級)に繋がります。

サニーウェイコース序盤のコース幅や斜度の見た目はこんな感じです。

サニーウェイコース

サニーウェイコースのちょっと狭くなる右回りの箇所。(中盤あたり)

サニーウェイ中盤

サニーウェイコースの終盤はこんな感じです。(ソフトクリームコースと繋がる所)

サニーウェイ終盤

途中で右にそれる部分はあるのですが、1,800mのコースなので、上から滑ってくると結構長い間滑る事になります。(コスモフォーリフトというリフトで『いいもりゲレンデ』は上まで行けますので、Hakuba47から続く「アドベンチャーコース」は除き、全てのコースを滑る事ができます。)

帰りに足止めされてしまう吹雪

私はHakuba47側の駐車場に車を止めていたので、白馬五竜の「五竜テレキャビン」というゴンドラに乗ったのですが、ゴンドラから降りた所はかなりの吹雪になっていて、休憩所で吹雪が弱まるのを待つ事になりました。

結構見えないレベルです。

白馬の吹雪

私は、後は山を降りて帰るだけでしたので、足止めされても問題なかったのですが、帰りの駐車場と逆側で待たなければならない場合には、リフト営業終了の時間が迫ってきたら初心者の方も焦って滑らなければならなかったり、山を降りた後タクシーで移動しなければならないなど、結構面倒くさい事になるので、帰りの移動がある場合には、どこのスキー場でもリフト終了までの時間に余裕を持って滑る様にした方が無難です。
(白馬五竜&Hakuba47が吹雪きやすいという意味ではなく。)

白馬五竜&Hakuba47周辺の白馬村のスキー場

白馬五竜&Hakuba47スキー場がある所は『白馬村』という長野県の村なのですが、白馬村には他にも以下のスキー場があります。

  • 白馬八方尾根
  • 白馬岩岳
  • 白馬さのさか
  • 白馬みねかた

上記の白馬村にあるスキー場の位置関係はこんな感じです。

白馬位置関係

大きいスキー場もありますし、滑りやすい雪質です。

白馬村のスキー場以外にも白馬村の周辺には複数のスキー場がありますので、白馬村エリアは連泊でスノボに行っても楽しみやすいエリアです。

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