Boaシステムのリールの手で回すパーツ(キャップ部分、ノブと言います。)が壊れたので、スペアを使用し、ノブ部分だけ交換をしました。ちなみに、リールの土台部分(ブーツについている側)の事はハウジングと呼びます。

ゲレンデで壊れたときのために、スペアを手に入れておきたい場合には、Boaテクノロジー社のサイトで購入したり、実店舗で予備を購入したりします。

Boaが壊れた場合には、保証制度を使用すれば交換パーツを取り寄せできるので直す事ができます。

詳しくは、こちらの記事をご覧下さい。
BOAシステムのパーツが壊れたら保証申請かスペアに交換して直す

この記事では、ボアブーツのノブ(キャップ部分)がゲレンデで壊れたら、どんな感じで交換するのかという事を書きたいと思います。

ノブ(手で回す部分)の交換作業の流れ

Boaシステムのブーツを購入すると、画像の様な六角ネジ回しが予備のワイヤーレース(鉄のヒモ)と一緒に付属しています。

Boa六角ネジ回し大きさが分かりづらいと思いますが、かなり小さいです。

キャップ部分の交換をする時には、このネジ回しが必要になります。


壊れた時にレンタルブーツで済ますのではなく、スペアと交換して使用したい場合には、スノボに行く時にこの専用の六角ネジ回しを忘れないようにして下さい。
※持ちながら滑るのは危ないのでやめた方が無難です。

この専用の六角ネジ回しは、スペアパーツを購入した時にも付属してきます。

この六角ネジ回しを下の画像の様に、Boaパーツの真ん中部分の細い穴に差し込みます。

コイラー(ノブ)

キャップが壊れたBoa※私の場合には、ノブの一番上の部分が割れて壊れてしまったので、左の画像の様にネジが剥き出しになっています。

この際、ノブをつけ手でノブが回転しない様に押さえた状態で六角ネジを回す様にしないと、六角ネジが緩んでいかないので注意して下さい。(ノブがついていないでネジを回しても鉄ヒモを巻き取るように回転するだけになる事があります。)


ノブの部分が壊れた状態だと、何もしなくてもノブが外れる状態になっている事もあると思いますが、ネジは付いている状態になっていると思います。

このネジを外さないと、新しいノブを取り付ける事が出来ないので、古いネジを取り外します。(新しいノブには違うネジがついているので。)

六角ネジを外したハウジング六角ネジを外して、ノブを外すと、土台側は右の画像の様になります。

この土台の事をハウジングと呼びます。

下の画像はノブの裏面と、取り外した六角ネジです。

ぶれちゃってますが。

このダイアル裏面の銀色の鉄の部分(ギザギザがついている鉄)がハウジングにくっついてしまっている時にも、ノブをかけた上でネジを回して取り外せば、ノブ側にくっついてとれます。


Boaキャップの裏面と六角ネジ

コイラー(ノブ)最後に、ハウジングの上に新品のノブを被せて、真ん中にネジ回しを入れて六角ネジを締め付けて固定すれば交換作業は終了です。

ダイアルを回せば、通常通りに巻き取れます。

ネジ回して、新しいパーツをはめて、再度ネジ回すだけなので、ノブが壊れた時の交換はスキー場でもできるくらいかなり簡単です。(自己責任にはなりますが。)

必要なのは、専用の六角ネジ回しとスペアパーツだけです。

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