北海道のサホロリゾートスキー場に2月上旬に行きました。
サホロ岳という標高1,060mの山の馬の背に沿って作られている2本のロングコースが印象的なスキー場です。
スポンサーリンク
サホロリゾートスキー場はどんな人だと満足できそうか
サホロリゾートスキー場はこんな方は楽しみやすいと思います。(主観です。)
- 景色的にもコース幅的にも開放感があるコースを滑るのが好きな人
- 人が少ない長距離コースを滑るのが好きな人
サホロリゾートスキー場は滑っている最中に凄く開放感のあるスキー場でした。
前がひらけていて、滑っている時に見える景色がきれいで開放感が結構あります。
また、シーズンによって変わると思いますが、私が行った日は土日ですが、人がかなり少なかったので、その意味でも滑っている時の開放感がかなりあります。
コースの幅も充分にあるコースが多く、その上で人が少ないので滑りやすいスキー場です。
また、スキー場を囲む様に作られている2つのコースは2700m(平均斜度12°)、3000m(平均斜度11°)なので、一度滑り始めたらかなり長い間滑る事ができます。(スケーティングしなくてはならない箇所もあります。)
ですので、滑っている時の開放感を大事にしている人や、人が少ない長距離コースを滑るのが好きな方は楽しみやすいスキー場だと思いました。
ただ、コースの数や種類が多いスキー場ではないので、半日、一日滑れば満足できるかな?と感じました。
滑った日の基本情報
- スキー場名:サホロリゾートスキー場
- 公式サイトURL:http://www.sahoro.co.jp/
- 時期:二月上旬
- 天候:晴れ
- 気温:-12℃(めちゃくちゃ寒いという感じではありませんでした。)
- 雪質:小さい粒でサラサラしている軽い雪。
- 混雑具合:ゴンドラに並んでも5分程度。滑っている時に人が前にいて詰まる事はありませんでした。(食事処も並ぶ事はありませんでした。)
サホロリゾートスキー場のコースマップ
サホロリゾートスキー場はこんな感じのコースです。
スキー場の真ん中を通るゴンドラに乗れば、どのコースにも行く事ができ、どのコースを滑っても最終的にはゴンドラの乗り場に行く事ができます。
滑った日の雪質の写真や感想
滑った日(二月上旬)の雪はこんな感じです。
ものすごく軽い雪で、滑っている時に「サァー」と鳴りながら巻き上がる様な雪です。
変に引っ掛かる事はなかったですが、滑った時に斜面の上の雪をどかす感じになるので、斜面によっては少しアイスバーン状になっている箇所もありました。
雪自体は滑りやすくて良い雪だと感じました。
引っ掛かりは弱めな雪です。
サホロリゾートスキー場の主なコースの写真
スキー場中央の「サホロゴンドラ」に乗り、降りた後右手に行くと『サウスストリート』という長い距離を一気に滑れる初級コースがあります。(※以下公式HPより斜度、コース距離を引用させて頂きます。)
サウス・ストリート
サウスストリートはコース距離2,700m、最大斜度24°、最低斜度5°、平均斜度12°の初級コースです。
ゴンドラから降りた後、サウスストリートに出るまでは少し細めの連絡コースの様な所を滑る事になります。
細めの部分は、ちょっと怖さが出てくるかもしれませんが、そんなに長い連絡コースではないので、一、二分程度滑れば幅が広い斜面に出る事ができます。
サウスストリートの序盤のコース幅や斜度の見た目はこんな感じです。
前がひらけているコースなので写真だと幅が狭く感じるかもしれませんが、写真の部分は幅も充分にあります。
開放感がすごくあって気持ち良いコースです。
私が滑った日は、人も少なく、コース独り占めに近い感じで滑る事ができました。
ただ、サウスストリートの序盤は微妙にアイスバーン状になっている箇所もありました。
サウスストリートの中盤(コースマップ上の少し幅が広くなり始める辺り)のコース幅や角度はこんな感じです。
中盤からは、アイスバーン状になっている箇所に出会う事もなく、気持ちよく滑る事ができました。
初級コースの表記ですが、ある程度スピードも出ます。(雪が軽く、エッジへの引っ掛かりがそこまでなくバンクで滑る様な状態になるからだと思います。)
コース幅も広く、人が少ないので自分が好きな様にターンしやすいと思います。
コース終盤はサウスストリートの最低斜度5°くらいの緩やかな斜面になります。
そのまま滑っていくと、「サホロゴンドラ」乗り場の階段の下まで行けます。
ノース・アベニュー
『サウスストリート』とは逆側の馬の背に『ノースアベニュー』があります。
ノースアベニューはコース距離3,000m、最大斜度30°、最低斜度6°、平均斜度11°の中級コースです。
中級コースの表記ですが、先ほどのサウスストリート(初級)の様な感じで滑る事ができます。
こちらもコース距離が長い長距離コースです。(サウスストリートではスケーティングする必要のある箇所は出てきませんでしたが、ノースアベニューではスケーティングしなくてはならない箇所も出てきます。)
ノースアベニューの序盤(ゴンドラ降りた後の斜面)のコース幅や斜度はこんな感じです。
この部分は斜度があり凹凸もありますので、スノボ初心者の方など怖く感じる事があるかもしれませんので、少し抑え気味に滑ったりしてケガしない様に注意しながら滑る様にした方が良いと思います。
斜面の最後の方からは、なだらかになりますので、板を履いたまま写真の奥の方まで行くには、斜面の終盤から(凹凸がなくなってきたぐらいから)スピードを出しておく事が必要になる斜面です。
ノースアベニューの中盤のコース幅や斜度はこんな感じです。
ノースアベニューはこんな感じの幅や角度の斜面が結構長い間続いているコースです。
途中に「第8リフト」の乗り場の横を通るのですが、その辺りでスケーティングをして滑らなくてはならない箇所も出てきます。
その後は緩やかな斜面を滑ると、再度「サホロゴンドラ」の乗り場まで行く事ができます。
セントラル・アベニュー
ゴンドラを降りた後、先ほどの『ノース・アベニュー』の方向へ進むと、右側に、サホロスキー場の中央を斜めに突っ切る様に『セントラルアベニュー』という中級コースが出てきます。
セントラルアベニューはコース距離2,840m、標高差590m、最大斜度35°、最低斜度8°、平均斜度12°のコースです。
凹凸もあり、斜度も少しありますが、距離が長い中級コースです。
コース序盤は少し非圧雪の様な斜面になっています。
セントラルアベニューの序盤のコース幅や角度はこんな感じです。
コース中盤~終盤(少し滑った後左に折れた後の斜面)のコース幅や斜度はこんな感じです。
スリリングコース
スキー場中央のギザギザになっている部分に『スリリングコース』があります。
コース距離1,800m、最大斜度15°、最低斜度8°、平均斜度12°の初級コースです。
スリリングコースは林間コースになっていて、下記の写真の様なコースを繰り返し滑れるコースです。
コース幅は結構狭いです。
ギザギザを全て滑ると長い距離になるので、私は結構疲れた覚えがあるコースです。
そのまま進むと『セカンドセントラルロード』に繋がります。
セカンドセントラルロード
セカンドセントラルロードは、コース距離900m、最大斜度15°、最低斜度8°、平均斜度12°の初級コースです。
コース中盤の幅や斜度はこんな感じです。
滑っていくと、最初に記載した『サウスストリート(初級)』の終盤に繋がり、ゴンドラ乗り場まで行く事ができます。
サホロリゾートスキー場で滑りたい!という場合はこちら。
スポンサーリンク
- 北海道のリゾートバイトがおすすめな理由や仕事内容について
- 富良野スキー場の北の峰は初心者も〇で中級コースも滑れると種類が豊富で楽しみやすい
- トマムスキー場は雪質が良くてナイターで滑れるコースがかなり気持ち良い!
- 北海道にスキー・スノボツアーで行く時にかかる費用(3泊4日・2月上旬での値段)は89,075円程度
- 北海道にスキー・スノボツアーを利用して行く旅行の流れ(3泊4日、レンタカーを別途利用)
- ルスツはナイターと朝一に整地された中級斜面が滑れて朝から晩まで楽しめる
- ルスツの雪質は乾いていてサラサラの雪で斜面の圧雪・整地がしっかりされていて満足できた
- ルスツのホテル&コンベンションでの食事(主に夕食)とツアーで宿泊した部屋の感想や板やブーツを保管するロッカーについて
- ルスツはスノボ初心者でも楽しめる?やコースの斜度や幅の見た目‐幅広で長距離な中級が複数
- キロロスキー場の雪質とエッジへの雪の引っ掛かり具合
- スノボで小回りのターンを連続でするコツやイメージすると楽になる事
- リフトやゴンドラからスノボ初心者でも満足できるスキー場なのか確認する
- 開放感があって景色も良く雰囲気も良かった夏油高原スキー場(岩手)
- 八幡平(岩手)のパノラマスキー場の感想と長めのコースはどんな感じなのかの写真