スノーボードは立っている事が難しいので、斜面に座ることが多くなってきます。
また、スノボ初心者の頃は転ぶ回数も多くなってしまいますし、スノーボードはいつもと違う筋肉を使って運動するスポーツでもありますので疲れてくるのも速いです。
疲れていると斜面に座っている時間も長くなり、そうすると、お尻部分が冷たくなってくるのも速くなってきます。
お尻が濡れて水が中まできてしまうと、リフトに乗っている時にも冷たくて嫌になりますし、食事休憩などでイスに座った時にも冷たくて辛いです。
冷たいと本当に滑る気がなくなってきますので、そこにお金をかけておく方がスノボを楽しむ事ができます。
ですので、スノボ初心者の時程、ケツパッドを使用すると効果があります。
冷たさ軽減で、なんでケツパッド?と思われるかもしれませんが、ケツパッドは痛さ軽減はもちろんなのですが、冷たさ軽減という意味の方で買って良かったと感じる場面が多く出てきます。
ケツパッド使用時のメリット
ケツパッドはスパッツ(半ズボン)の様な形で、凸凹とでっぱっている部分(保護パッド)が、お尻部分や、ももの裏、ももの横部分についています。(主流なタイプでは。)
物によっては、足首までつながっていて、ヒザの部分にもパッドがついている商品なんかもあります。
この保護パッドの部分はある程度厚みがありますので、斜面に座ってウェアに水が染みてきてしまっても、水が直にこないので、座っても冷たさを感じない様にできます。
もちろん限度はありますが。
また、保護パッドは、転んだ時に打ちやすい尾てい骨を守ってくれるのが大きいです。
普通の斜面でも尾てい骨を打つと痛いのですが、特に、アイスバーン(氷になってしまっている斜面)でコケて尾てい骨を打っちゃうと、斜面が物凄く硬く、痛さが長引いてしまう事が多いです。
ですので、それを防ぐ事ができるのがすごく役に立ちます。
初心者コースにはあまりアイスバーンはありませんが、スノボ初心者の方でも、早い段階で中級コースに挑戦したくなると思いますので、尾てい骨を守れる様にしておく方が挑戦しやすくなるとも思います。
不安を減らす事ができますので。
ケツパッドのデメリット
ケツパッドのデメリット的な部分として、つけていると、もこもこして少し動きづらい感じがしたり、晴れの日に滑っていると、蒸れてきて暑くなってきたりする事があります。
脱ぎたくなるくらい暑く感じる事もあるかと思います。
ですが、晴れの日は雪の表面が水っぽくなりやすいので、座っているとお尻が冷たくなってきやすい日でもあります。
なので、ケツパッドを履こうか履かないか迷う事もあると思うのですが、この場合には、私は脱いだ方が良いと思います。
もちろん人によりますが。暑いと冷たいを天秤にかけてどちらをとるかという感じです。
私の場合には、暑いくらいなら、冷たいほうが良いかなという感じです。
また、暑さが気になる方の場合には、最近はインナーウェアの様な薄い素材のケツパッド(もちろん保護パッドもついています。)も販売されていますので、それを利用すると解決できる事もあると思います。
普通のインナーウェアの様に使えて、プロテクターがついているだけですので、かなり便利だと思います。
保温素材を使用している商品も多いです。
ケツパッドの費用
ケツパッドは大体3000円~4000円ぐらいで購入する事ができます。(ネット通販では、ヒッププロテクターやヒップパッド等と書かれている商品もあります。送料無料の販売している所も数多くあります。)
ゲレンデでも普通に購入する事ができるのですが、ゲレンデのショップでは幾らか費用が割高になりますし、販売されているタイプが限られています。(ケツパッドに限らず、現地で道具を買うと値段も少し高めな事が多いです。)
ですので、もし、冷たいのは嫌だと思うのならば、あらかじめ用意しておいた上でスノーボードに行く方が、滑るときの不満が少ないと思います。(生地の厚みや、タイプをじっくり選べるので。)
レンタルウェアの時は特に。
また、ウェアをレンタルする場合には特にケツパッドを使用する効果が高くなってきます。
レンタルウェアは、何回も繰り返し使用していますので、ウェアによっては防水・耐水性能が弱まっている事もあります。
なので、冷たさを感じやすい場合がありますので、用意しておいた方が無難かもしれません。
また、スノーボードでもスキー用のウェアを借りなくてはならない事があるのですが、スキーでは座る事は殆どありませんので、スキーウェアは座る事に特化して作られている事はあまりありません。
ですので、スキー用のウェアをレンタルしなくてはならない場合には、斜面に座ると結構速い段階でお尻が冷たくなってくる事があります。
ですので、レンタルの場合には特に、ケツパッドを利用してお尻が冷たくならない様にするのがおすすめです。
ケツパッドはこけた時の痛さ軽減という意味で購入を検討している方が多いかと思いますが、お尻の冷たさ防止という意味でもかなり便利なので、スノボが初めてに近い方やスノボ初心者の方ほど、持っていて損はしない商品です。
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