フェイスマスクを購入するときには、次の3点を確認して下さい。
- 生地の薄さ
- 耳かけの有無
- 口元の切り込み
もちろん好みもあるのですが、私の場合は上記の項目を確認して購入する様にしています。
生地の薄さ
私的には、フェイスマスクは基本的に、あったかくするというよりも、寒さ防止という意味で使用するので、あまり生地の厚みは関係ありません。
暖かくしたいわけではなく、滑っている時に冷えた空気や降っている雪が直接肌にあたるのを防ぐ感じでの使用が多いです。
また、フェイスマスクを付けるとその上からゴーグルをする事になりますので(ゴーグルの下部分)、フェイスマスクに厚みがあると、顔とゴーグルの間に隙間ができてしまいます。
隙間があると、すごくゴーグルが曇りやすくなりますので、薄いほうが良いです。
サポーターによく使われている様なスポンジみたいな生地だと厚みがある事が多いので商品説明などで厚みを確認して下さい。
滑っているときにはスピードが出ていますので、雪が顔に直に当たると痛いのですが、生地が薄かったとしても、直に当たらなければ痛さは充分防止できます。
ですので、私は生地が薄いタイプの物にしています。
晴れの日も日焼け防止で使う事が多い
また、フェイスマスクは日焼け防止になりますので、晴れの日に使用する事もあるのですが、晴れの日に生地が厚いフェイスマスクだと、蒸れてきて息が苦しくなって取り外したくなります。
でも、雪焼けが嫌だから、苦しいけどそのまま我慢してつけるって事にもなりかねません。
(スキー場では、斜面からの照り返しがすごいので結構日焼けします。=雪焼け)
息しづらいのを我慢してつけているのは、スノボする上でかなりキツイので、晴れの日の使用も考えている方は特に、生地が薄い商品を選ぶ方が良いと思います。
耳かけの有無
フェイスマスクには、頭の後ろでマジックテープで止めるだけのタイプや、耳にゴムのわっかをかけた上で後ろのテープで固定するタイプなどがあります。
私はフェイスマスクをゲレンデのショップで初めて買いました。
それまでは、雪が降っていても特に何もせず滑っていました。
しっかりしたタイプの物しか販売されていない事が多く、「フェイスマスクってなかなかの値段するんだなー」というイメージがあったので、必要性が分からない状態では手が出しづらかったんです。
その時は、吹雪で顔が痛すぎて辛かったので買う事を決めました。
購入したのは、後ろで止めるだけのタイプです。
そこのお店には後ろで止めるタイプのフェイスマスクしかなかったのです。(というか、この時は耳かけのあるタイプの存在は知りませんでしたが。)
初めてフェイスマスクをつけた時には、かなり便利な事を体感したのですが、後ろで止めるタイプのものですと、滑っている最中にどんどんフェイスマスクがズリ落ちてきて、かなり面倒くさい経験をしました。
ズレてくると、手袋外して、ゴーグル外して、と、もう一度位置をセットし直さなくてはならないので結構面倒なのです。
耳かけタイプは面倒な事が減る
そして、その後何回かスノーボードに行った後に、耳かけのあるフェイスマスクをお店で見つけました。
こちらは値段もまぁまぁ安かったので試しに使用してみたのですが、耳かけがあると全然ズレて来ず、気持ちよく滑る事ができたのです。
ですので、耳かけがあって、滑っていてもズレてこないフェイスマスクがおすすめです。
耳かけがない場合には、落ちない様にするには、マジックテープをかなりきつめにしたり、ゴーグルでただ押さえることになりますので、フェイスマスクがずれるとゴーグルもどんどんズレてきます。
そうすると、また元の位置に戻さなくてはならず、それが頻繁に起こってしまうと、「滑る時に面倒くさいから、雪降ってるけど外そう」ってなってしまう事が多いのです。
私が耳かけのないタイプを使っていた時は結構そういう感じで、外す事が多かったです。
ですので、耳かけがあるタイプがおすすめです。
口元の切り込み
そして、口元の部分に切り込みがある方が良いです。
というのも、滑っているときに、無性に直で空気が吸いたくなる時があるからです。
口の部分に切り込みがあるタイプというのは、生地が二重になっていて、上の部分の生地を持ちあげれば、口が直で空気に触れることができる物です。
滑っていると、直に吸いたいというのは結構出てきますので、取り外すことなく吸える二重になっている切り込みタイプの物がおすすめです。
外すことなく飲める
また、結構喉が乾きますので、私は小さいペットボトルを持って滑っているのですが、二重構造になっているとフェイスマスクをはずすことなく飲み物を飲む事もできます。
ズラしてセットし直さないとならない場合には、面倒に感じて、飲む回数を減らしちゃったりもします。
水分補給を我慢していると辛くなりますので、簡単に口元が外に出せる二重構造の切り込みがあるタイプがおすすめです。
次ページ→結構な値段になっちゃうスノボのレンタル料金を少しは安く抑える方法
スポンサーリンク