グラトリ(グラウンドトリック)の練習をする時には、けがを回避するために、周囲の状況を確認してから練習する様にします。
自然な滑りでこけた時には、後ろから滑る人も前の人の軌道を予測して滑っていますので避けられますが、不自然な形で急にこけられると、スノボに慣れている人でも避けられない事があるからです。
基本的には、グラトリなどの練習をする場合には、できるだけ真ん中は避けるようにします。
グラトリをやって急に真ん中でコケてしまったら、後ろを滑る人が例え上級者でも、スピードが出ている場合には避けられない事があります。
(転ぶ場所も、転ぶきっかけも異質ですし、こける体勢も通常とは違うので、予測できないので避けにくい事があるからです。)
初心者の方も滑っていますし、もし当たってしまった場合には、鉄の刃がついたものが体に接触する事になりますのでかなり危険があります。
斜面の真ん中で周囲を確認せずに、失敗してこけてしまった場合には、どんどん人が流れていますので、更に危ないことになります。
(通常の滑りならば問題はありませんが、グラトリなどの練習で、予測しないタイミングだとあまりに唐突すぎて避けきれない事があるからです。)
ですので、周囲の状況を確認しておき、危なくない事を確認してから練習する様にします。
急斜面でグラトリをやる機会はあまりないとは思いますが、ある程度のスピードが出ているような斜面では、人が流れてくるので真ん中は避けてください。
死角の場所にも気をつける
また、こけた時に死角になるような場所にも注意して練習して下さい。
斜面から、次の斜面へ切り替わるような緩やかな場所の後が結構危険です。
一つの斜面が終わり、そのままのスピードで次の斜面に入ってきますので、平らな所から斜面に切り替わる所は、後ろから来る人からは死角になっていることがあります。
後ろから来る人はスピードが出ていますので、そこで倒れていると、どうしたって避けようがありません。
どっちが悪いとかではなく、けがしたら元も子もないので気をつけて下さい。
また、死角になる様な所では斜面に座らない様にする事にも注意しておいて下さい。
(先程と同じく、上から滑ってくる人には見えていませんので。)
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