月山の雪と新緑月山スキー場に6月上旬に行ったので、コース斜度の見た目や有名なこぶ斜面の感じを書いておこうと思います。

月山スキー場は豪雪地帯にあるので、4月中旬からゲレンデがOPENし、7月末まで屋外で滑る事ができるスキー場です。(残雪状況によっていつまで営業するかは変わる様です。)


『雪』と『春の新緑』の風景はあまり見たことがなく、きれいな景色でした。

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月山(がっさん)スキー場のゲレンデマップ

以下が月山スキー場でもらえるゲレンデマップです(2013)。

月山スキー場のゲレンデマップ

リフト券は大人で、1回券560円、7回券3600円、一日券4600円です(Tバーリフトは一回200円)。

13:30頃という遅い時間に着いたというのもあったのですが、私の場合は一日券は購入せずに回数券をみんなで分けて2回滑りました。

月山スキー場は、夏、というか暖かくなってからのスノボなので雪質も独特ですし、こぶがあまり好きでない方は滑るコースが限定されます。
(関連記事:月山スキー場の雪質(6月上旬)はザラメ状でエッジではなくバンクで滑る雪。

一日券購入しても途中で飽きちゃう事があるかもしれませんので、一日券を購入しようか迷った場合には、回数券で一度滑って雪の状態や斜面の感じを確認してから、一日券を購入するかどうか決める方が良いかなぁとは思います。

滑った日の基本情報

  • 時期:6月上旬
  • 天気:晴れ
  • 気温:24℃前後
  • 雪質:ザラメ状の雪
  • 月山観光開発株式会社サイトURL:http://www.gassankanko.jp/

※この記事はあくまでもこの日の事についての感想になります。時期や天候によってゲレンデの状況は異なりますので参考程度に留めておいて下さい。

滑ったコースの見た目(斜度や幅)と感想

月山スキー場には以下のコースがあります。

牛首ゲレンデ(上級)を滑るにはリフトを降りた後、自分で山を登る必要があります。(ハイクアップ)

姥沢駐車場より下にある清水コースは六月上旬では営業していませんでした。(積雪状況により5月のゴールデンウィーク頃まで滑れる様です。)

沢コース

沢コースは斜度の見た目や幅はこんな感じです。

月山スキー場の沢コース

スノーボードでこぶ(大斜面コース)を滑らないという場合には、このコースを滑る事になると思います。 (ハイクアップする必要のある牛首ゲレンデは滑らず、Tバーリフトも使わないという場合。)

私が行った6月上旬の月山の雪質はザラメ状の物で、エッジをかけて曲がるというよりも、バンクで曲がるという感じでした。エッジを立てても引っ掛かりはあまりなく、そのままズレていきながら滑る感じです。

隣の大斜面コース程の大きさのコブではないですが、沢コースにもコブになっている箇所が少しあります。

沢コースのコブはこんな感じです。

沢コースのコブの見た目

雪質がザラメ状で水っぽく、板がどんどんズレていくので、スピードが出過ぎるという事もあまりないコースです。

大斜面コース(こぶ)

月山スキー場は大斜面コースにあるこぶが凄く有名です。

私は普段のスノボではほとんどこぶ斜面は滑らないのですが、月山の有名なこぶ斜面はどんな感じなのかが知りたかったので月山では滑ってみました。

月山ペアリフトを降りた後、横に流れていくと大斜面コースに出る事ができます。

細道を通る場合には、結構狭くて最後の方でえぐれていたりもしますので気をつけて下さい。

大斜面コースのこぶの見た目はこんな感じです。

月山のこぶの見た目

結構大きくえぐれているコブです。(あくまでも6月上旬の私が行った日の事です。)

シーズンが始まったらどんどんこぶを作っていくと思うのですが、私が行った6月上旬ですと、かなりこぶができ上がっていて一つ一つが大き目でした。(月山スキー場のOPENは大体四月中旬の様です。2013年は4月15日。)

シーズン始めなら少しは小さめで滑りやすいのかな?とは思いました。

このコースは下までこぶが続いているので、かなり長い事こぶの斜面を滑る事ができます。

月山こぶ斜面の長さ

そんなに変わりませんが、少し横にそれるとちょっとだけこぶが小さくなります。

月山のこぶの見た目(横の方)

斜面の途中で「大斜面コース」のこぶを見上げたらこんな感じです。

大斜面途中から見上げたこぶの見た目

あんまり大きく見えないですね。

大斜面コースを下から見るとこんな感じです。

大斜面コース下からの見た目

斜面全体に複数のレーンのこぶコースがあります。

大斜面コースは長い事こぶ斜面を滑れるので、こぶが好きな人はかなり楽しいんじゃないかな?と思うコースです。

雪質はザラメで滑りにくい部分はあるかもしれませんが、この時期に屋外で開放感のある斜面を滑れる事の方が魅力だと思います。

特にこぶが好きなスキーの方はアトラクション的な楽しみがあると思います。

私は全く歯が立たなく、滑るっていうよりもただ降りてくるってだけになっちゃいました。

逆に言うと、月山スキー場は、こぶがそんなに好きでない場合には私の様に、『月山ってどんな感じなんだろう?』とか『初夏のスキー場ちょっと経験してみたい』という楽しみ方になるかなぁと思います。

姥ヶ岳の頂上付近から滑るには?

月山ペアリフトを降りた後、少し登って「Tバーリフト」を使ったり、ボードやスキー板片手に自力で登ったりすれば、姥ヶ岳(1670m)の頂上付近から滑ってくる事もできます。

Tバーリフトを利用する場合にもリフトを降りた後、以下の写真ぐらいの距離は少し登る事になります。 (右側の人が集まっている場所にTバーリフト乗り場があるので利用する場合にはそこまで登ります。写真は月山ペアリフトを降りて少し進んだぐらいの位置です。写真は15:50の物です。)

Tバーリフトまでの距離

私もせっかく来たからTバーリフトをやってみようかな?と思ったのですが、沢コースを滑った後にTバーに行こうとしたらいつの間にか営業終了時間になってしまっていました。

リフト券を購入する所にも注意喚起のポスターがありましたが、Tバーは結構体力がいるみたいなので、利用する場合には気をつけて下さい。

月山スキー場のリフト待ち体力的にきつかった部分もあるので営業終了していても私の場合は問題はなかったのですが、月山ではリフトの待ち時間が割とありますので、Tバーリフトを試してみたい場合には早めにしておいた方が良いかもしれません。

ギリギリまで乗らない方はいないかもしれませんが、私のパターンの様に『昼過ぎに月山に到着して、滑る準備して、リフト乗り場まで歩いて登り、ご飯食べて、リフト乗って、一回滑って、再度リフト乗り、それからTバーリフトに乗る』というのだとTバーリフトの時間に間に合わないかもです。


Tバーが営業終了しても、Tバーリフトを使わずに自分で歩いて山の上の方まで登っている方もいました。

月山スキー場はスノボ初心者で楽しむのはちょっと難しい面もある

スノボ初心者の方と一緒に月山に行ってみようか検討している方もいるかと思いますが、月山スキー場はザラメ状の雪で斜面にはコブがあり、スノボ初心者の方が楽しんで練習できる様な斜面はあまりありませんので、個人的には初心者の方が楽しむのは結構難しいと思います。

ゲレンデまで登る必要もあり、スノボがどんなもんか知らない状態で歩いて登ると「スノボつまんない」ってなっちゃう事も多いかと思います。

また、コブの大斜面に行く事にしたとしても、こぶ自体も難しいですが、細いコースを通る必要がありますのでここは初心者の方は結構難しいと思います。

月山は雪質やコース数の面で、スノボ初心者の方は楽しみ方が結構難しくなってくると思いますので、初心者の方と一緒に行こうか迷っている場合には、月山スキー場がどんなもんかを一緒に調べて、それでも行きたいかどうかを確認してからにした方が良いかなぁとは思いました。

月山スキー場周辺のホテル&旅館はこちら。

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