ボードとビンディングを固定するには、ディスクプレートという外周にギザギザのついた丸い板を使用します。
(センターディスクとも呼ばれます。)
ビンディング中央の円形部分にディスクプレートを乗せ、ディスクプレートの穴にネジを入れ(ビンディングを購入すると付属しています。)、そのネジをボード(板)のネジ穴にハメる事によってボードとビンディングを固定します。
ビンディング中央の穴にも外周にギザギザがついているので、プレートとビンディングのギザギザの噛み合わせを変更して、自分に合うようにビンディングの角度を調整する事になります。
ボード(板)にはいくつもネジ穴が空いているのですが、どんなに位置を変えてもディスクプレートが合っていなければ、ネジ全てをきちんとハメられない事があるので取り付け可能なものとできないものが出てきます。
ボードとビンディングが固定できない場合には、ディスクプレートを変更すれば、ほとんどの板とビンディングが組み合わせられます。
(プレートは別途購入する事もできます。)
板への固定の種類
おおまかに言うと、ボードがバートンなのかその他のメーカーなのかによって、ビンディングの固定に使用するネジ(ビス)の本数が変わります。
ボードとビンディングをネジ三本で固定するのは、BURTONの商品で3Dと言います。
(板側にネジ穴がいくつもありますが、常に三角形で固定します。)
ネジ四本で固定するのは、その他メーカーで4×4(フォーバイフォー)と言います。
(四角形で固定します。)
3Dプレートと4×4のプレートの両方が付属しているビンディングも多く販売されています。
(両方付属のビンディングは、別途プレートを購入しなくても、三本ネジ、四本ネジどちらのタイプのボードでも使用できます。)
また、上記の二つだけではなく、2点止め(2本ネジ)のボードもあります。
判断がつかない場合には、「別途プレートを購入しなくても、この板にこのビンディングは取り付け可能ですか?」と、店員さんに確認しておくと安心してビンディングが購入できると思います。
マルチディスクプレート
三本ネジでも四本ネジでも関係なくビンディングを固定できるマルチディスクプレートという汎用性のあるプレートも販売されています。
マルチプレートの注意点は、物によっては、ビンディングの角度が、数字を合わせながらの調整が難しいという点があります。
ちなみに、私はマルチプレートを使用し、バートンの板に別のブランドのビンディングを固定しています。
全く違うタイプも
バートンは人気が高いブランドですが、縦に溝が入っていて、そこにビンディングを固定するタイプのボードも販売されています。
(一目見れば特殊なタイプだなと、すぐに分かります。)
このタイプのボードは、専用のビンディングでないと装着する事ができませんので注意して下さい。
この専用のビンディングもそのタイプのボードでしか使用できませんので、ビンディング購入時には、確認して下さい。
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