自分のボードを購入した後は、デッキパッドを購入しておくと便利です。

滑るのに慣れてきたら必要なくなる事もあるのですが、初心者の頃などは、板にデッキパッドを張りつけておいた方が役に立つ場面が多いからです。

デッキパッドってどんなの?

デッキパッドというのは、ビンディングとビンディングの間に貼るゴム質の商品です。

後ろ足をビンディングから外している時に、そのゴムの上に足をのせます。

これがあると、ゴムなのでブーツとデッキパッドの間に摩擦ができて、板に足を置いた時にツルツルしません。

板をレンタルした事がある方は、使った事があると思いますが、あの「後ろ足を乗せる部分」の事をデッキパッドと言います。

両面テープの様にデッキパッドの裏面がシールになっていて、その粘着で板に貼りつけます。

デッキパッドが便利なのはどんな時?

スノーボードを始めたばかりだったり、慣れていない時には、スケーティング(片足での移動方法)する時にデッキパッドがあると物凄く便利です。

地面を蹴った後ろ足を板に乗せた時に「固定感」があると、バランスが崩れたときにも修正しやすいので、進むのが楽になります。

また、リフトから降りる時にも、デッキパッドがあるとないのとでは安定感が変わってきます。

リフトで降りる時には後ろ足をリフトに押してもらう事がスムーズに降りるコツなのですが、その時に後ろ足がツルツル滑るような状態だと、リフトに押されている最中に足が動いて危ない事があるからです。

また、リフトを降りた後、近くのリフトに移動して、すぐにまた乗る事があるのですが(中級コースに挑戦する時など)、このリフトの乗り継ぎの時に、いちいちビンディングをつけて滑り、またすぐに外すというのはかなり面倒くさかったりします。

そのまま滑りたいという時には、デッキパッドがあると簡単に移動する事ができます。

デッキパッドがなく後ろ足が固定されていない状態ですと、慣れていないと後ろ足に体重をかけ過ぎてしまい、足が板からズリ落ちる事があります。(特に少し傾斜がある場合には、スピードが出て後ろ足がズリ落ちてしまう事があります。)

そうすると、板に固定されている前足は前に進み、後ろ足だけ取り残されるので、かなりの力で足の筋が伸ばされてしまう事があります。

これは結構危険で、前足の足首をひねったり、筋を痛めたり等、けがしてしまう事があります。

ですので、後ろ足を滑らない様にできるデッキパッドは、スノボ初心者の時程あると便利な商品です。

デッキパッドの値段や種類による違い

デッキパッドは1000円弱~2000円くらいで購入可能です。

デッキパッドは透明の物やカラフルな物、キャラクター物等も販売されていますし、かなりデコボコしているのもありますし、少ししか凹凸がない商品もあります。

サイズも大きい物から小さい物まで色々と販売されています。

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基本的には自分が気に入ったものを選べば問題ありません。

種類による若干の違い

大きいタイプの物は、面積が広いので粘着が強く、足を乗せるときに置きやすいという面があります。(足を置く時にちょっとズレたとしても、そのまま後ろ足が引っかかります。)

大きいので目立つと言えば、目立ちます。リフト乗り場で並んでいる時など。

ですので、デザインが気になる場合には、小さいタイプの方が良いかもしれません。

一つ一つが小さいタイプは(複数貼るタイプ)、好きな様に配置しやすいですし、大きいタイプに比べると目立たないので、デザインが気になる方には良いと思います。

ですが、面積が小さくて粘着が足りなくなってくる事もあり、滑っている内に気付いたらはがれている事もあります。

デッキパッドを貼る位置

デッキパッドはビンディングとビンディングの間で、後ろ足寄りに貼ります。

後ろ足側近くの方が、足の幅が通常時のスタンスに近い状態にできるので、片足で乗る際に安定しやすいからです。

ですが、人によっては真ん中に貼っていたりもします。

斜めに貼っている人もスキー場で見かけた事があります。

とりあえず、後ろ足が固定できて板に乗りにくくなければ、どの位置でも大丈夫です。

あまりに前過ぎると、デッキパッドに足を乗せた時に両足を揃えた状態になり、バランスが不安定になりますので注意して下さい。

貼る時の注意点

貼る時には、貼る前にボードをタオルで拭くなどして、表面の汚れをとっておく方がよりシールの粘着を高める事ができます。

家で吸盤を貼るとき等と同じです。

間に何かが挟まっていると(どれだけ小さくても)とれやすくなってしまいますので、板の表面をきれいにしてから貼る様にして下さい。

また、表面が濡れている場合にも粘着が弱まりますので、乾いたタオルで拭いたり、ドライヤーなどでしっかり貼る部分を乾かしてから貼る様に注意しておいて下さい。(暖かいとシールの粘着が弱まりますので、常温になったのを確認してから貼り付けて下さい。)

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